平成31年3月西林院・五重相伝開催
のご報告

開催日時 平成31年3月27日(水)〜3月31日(日)
五重相伝受者 126名

本堂が清浄な道場となり、心を澄ませて佛様の法の声を聞きました。

五重相伝の
開催について

五重相伝とは、「南無阿弥陀佛」のお念佛の教えを、分かり易く伝える(相伝する)秘伝の法会です。お釈迦様の佛法の神髄、阿弥陀佛の四十八願の核心を、結縁する方に教えます。

お念佛の教えについては何十年と、毎年必ず一月御忌法要に諸高僧にお話を受けております。この数年は京都宇治の善法寺上人に説法をしていただいております。善法寺上人は平成30年4月24日に浄土宗総本山知恩院にて、御門跡猊下の代わりに導師としての御忌大会を勤修されました。学識も行徳も備えた方です。

このたび五重相伝にて勧誡(かんかい・講話)をしていただく九品院の院主様は平成23年に総本山にて御忌大会のご導師をされています。院主様は総本山知恩院の布教師会会長もなされた方で学識も行徳も識見も優れた方です。浄土宗の最高の勧誡師をお招きして五重相伝が開催できますことは西林院一山にとりまして慶事です。ぜひお申し込み下さい。

五重相伝は秘伝ですので、申し込みの無い方は、御法話拝聴はできません。 五重相伝の最後に譽号と秘伝の結縁血脈巻物が授与されます。

五重相伝の意義

私たちは考えつく限り精一杯、毎日を生きております。少しでも幸福になるように頑張っているのです。ここで、各人の人生を振り返って、本当の幸福とは何か、生きていくことの本当の目的、本当の喜びとは何なのか、今一度自分なりの悟りの答えを求めたいと思います。

佛教の基本は、正しい信仰を持ち、正しい精進努力を為し、正しい幸福を体得することです。なぜ、正しい信仰を持つことが最初にあるかというと、佛神の心・願われていることが善であり、正義である事を認めないと私達は間違った判断をしてしまうからです。他人を害したり不幸にしては本当の幸福な状態とは言えません。

極楽浄土を目指す者は、お釈迦様が説かれた阿弥陀佛の心願を正しく受けとめることがすべての出発点です。

五重相伝とは、「南阿弥陀佛」のお念佛の教えを、分かり易く伝える(相伝する)法会です。5日間という期間は、仕事などのやりくりが大変でしょうが、五重相伝を受ける事により、人間としての正しい信仰と正しい生き方を身に付け、様々な悩みを乗り越える道を探り、悔いのない人生を全うするための転換期としましょう。

さらに、私達の肉体は朽ちても、魂としての命は永遠です。今世の経験と学びは魂にとって唯一の財産です。佛法真理の奥義を会得する五重相伝を是非この機会に受けられます様お勧め致します。

五重相伝を
西林院で行う意義

西林院は西誉上人が岩津町於御所の地に文明9年5月1日開基されてより、540年佛教の法灯を受け継いでおります。

徳川家康の大伯母久姫様と西林院第4代住職が身内で、西林院の佛様に帰依されたご縁で、西林院に墓と位牌を祀り、久姫様の菩提を勤めています。また、世が乱れ人がいっぱい死んだり破壊された戦国時代を終わらせ平和をもたらした家康公の位牌も祀り感謝しております。徳川家康公は五重相伝を受けております。徳川家康公の譽号と戒名は「崇譽道和」です。

前回の西林院の五重相伝は阿祖上人の時です。阿祖上人はひたすら誠実に仏道を歩まれた方です。西林院ではその伝統のもと、浄土に行かれた魂たちの悟りの境涯を高めることと、この世に生きる私たちの魂(こころ)の平安と向上を目指します。

西林院の優れた阿弥陀様の御前で五重相伝を受ける皆様とともに、浄土に行かれている西林院歴代諸上人をお招きし、皆様に縁ある魂たちも皆お招きして、共に悟りの幸福を増進したいと願っております。